ベクレル (アンリ・ベクレル)とは?
あんりべくれる
アンリ・ベクレルは、放射線(放射能)を最初に発見したフランスの物理学者で、1903年のノーベル物理学賞受賞者です。
アンリ・ベクレル(Henri Becquerel、1852〜1908年)はフランスの物理学者で、1896年にウラン塩から自然放射線が放出されることを偶然発見しました。この発見が「放射能」研究の出発点となり、物理学・化学の歴史を大きく変えました。
ベクレルはX線の発見(1895年、レントゲン)に刺激を受け、蛍光物質が光を放つ仕組みを調べる実験中に、暗箱の中に置かれた写真乾板がウラン化合物によって感光することを確認しました。これは太陽光とは無関係に、ウラン自体が自発的に放射線を出す現象であり、後にマリー・キュリーが「放射能(radioactivité)」と命名しました。
ベクレルの主な業績は以下の通りです。
- ウランからの自然放射線(ベクレル線)の発見(1896年)
- 放射性崩壊の概念確立への貢献
- マリー・キュリーおよびピエール・キュリーと共に1903年ノーベル物理学賞を受賞
現在、放射能の単位「ベクレル(Bq)」は彼の名にちなんでいます。1ベクレルは1秒間に1回の放射性崩壊が起こる量を表し、食品の放射能検査や原子力安全の分野で広く使われています。
使い方・例文
「食品の放射能を示す単位としてベクレル(Bq)という言葉が使われ、これはアンリ・ベクレルの功績に由来します。」
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