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ヘラクレイトスとは?

へらくれいとす

ヘラレイトスは、「万物は流転する」という思想で知られる古代ギリシャの哲学者で、変化と対立の原理を追求しました。

ヘラレイトス(Heraclitus、紀元前540年ごろ〜480年ごろ)は、古代ギリシャイオニア地方エフェソス出身の哲学者です。断片的な著述しか残っていないにもかかわらず、その思想は西洋哲学に深い影響を与え続けています。

ヘラクレイトスの核心思想は「パンタ・レイ(万物は流転する)」という言葉に象徴されます。彼は「同じ川に二度入ることはできない」という有名な言葉を残したとされており、世界は絶えず変化し続けるものだと主張しました。静止した存在を重視したパルメニデスと対照的な立場をとっています。

ヘラクレイトスの主要な考え方を整理すると以下のようになります。

  • 火の原理:万物の根本要素として火を重視し、世界は火によって絶えず変化すると考えた
  • 対立物の統一:昼と夜、生と死など対立するものが統一されることで世界が成り立つとした
  • ロゴス:世界を貫く理法・原理として「ロゴス」の概念を提唱した

彼の文体は難解で比喩的なため、古代から「暗い者(スコテイノス)」と呼ばれました。しかし、その弁証法的な思考はヘーゲルやマルクスなど後世の哲学者にも影響を与え、哲学史上欠かせない人物として位置づけられています。

使い方・例文

「川の比喩」は哲学の入門書や変化・無常を語る際に必ず登場します。「万物流転」という概念を説明するときにヘラクレイトスの名が引用されます。

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