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プロクロスとは?

ぷろくろす

プロクロスとは、5世紀の古代ギリシャの哲学者で、新プラトン主義を体系化した最後の大哲学者の一人として知られる人物です。

プロクロス(Proclus、412頃〜485年)は、後期古代ギリシャを代表する哲学者であり、プラトン主義最大の体系化者とみなされています。コンスタンティノープル生まれとされ、アテナイのアカデメイア(プラトンの学園の後継機関)の学頭(スコラルケス)として長く活動しました。

プロクロスの哲学体系の特徴は、プロティノスが始めた新プラトン主義を極めて精緻な論理的構造で整理・拡張した点にあります。「一者(ト・ヘン)」からの流出・存在の階層構造・魂の上昇といったテーマを、三段論法的な命題群として厳密に展開しました。代表作『神学綱要』(Elementatio Theologica)は、幾何学の公理・定理の形式で哲学命題を並べた独特の著作です。

また、プラトンの対話篇に対する詳細な注釈書を多数残しており、プラトン解釈の歴史において欠かせない存在です。数学・天文学・神学・宗教儀礼(テウルギア)にも深い関心を持ち、当時の知の総合を体現した人物でした。

彼の思想は中世のアラビア哲学・スコラ哲学・ルネサンス人文主義に広く影響を与え、西洋哲学史における新プラトン主義の伝播に重要な役割を果たしました。

使い方・例文

西洋哲学史の授業でプラトン以後の思想的展開を学ぶ際や、中世哲学・ルネサンス哲学への新プラトン主義の影響を論じる文脈でプロクロスの名が登場します。

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