フリップドクラスルームとは?
ふりっぷどくらするーむ
フリップドクラスルームとは、授業の予習に動画教材などを活用し、教室では演習・議論・応用に時間を充てる反転授業の手法です。
フリップドクラスルーム(Flipped Classroom)とは、従来の授業と自宅学習の役割を「反転(フリップ)」させた教育手法で、反転授業とも呼ばれます。従来は授業で講義を聞き、家で宿題として問題を解くのが一般的でしたが、この手法では事前に動画などで知識インプットを行い、教室では理解を深める活動に専念します。
フリップドクラスルームが普及した背景には、動画共有サービスの発達やオンライン教材の充実があります。特に2000年代後半にアメリカの教師ジョナサン・バーグマンとアーロン・サムズが化学授業で実践したことで注目を集め、世界的に広まりました。
この手法の主なメリットは以下の通りです。
- 生徒が自分のペースで繰り返し動画を視聴でき、理解度に合わせた予習が可能
- 授業時間を演習・実験・グループ討議などのアクティブ・ラーニングに充てられる
- 教師が授業中に個別の疑問や躓きに対応しやすくなる
- 欠席した生徒も動画で内容を補える
一方で、動画視聴の環境が整っていない生徒への対応や、予習をしてこない生徒の問題、教師側の動画制作コストなど課題もあります。日本でも新型コロナウイルス禍を機にオンライン授業が普及したことで、この考え方への関心が高まっています。
使い方・例文
教師が授業内容を解説した10分程度の動画を事前に配布し、授業では動画を見てきた前提で生徒同士のグループ演習や教師との質疑応答に時間を使う形がフリップドクラスルームの典型的な実践例です。
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