フランク・キャプラとは?
ふらんくきゃぷら
フランク・キャプラは、庶民の夢と善意を温かく描いたアメリカ映画の黄金期を代表する映画監督です。
フランク・キャプラ(Frank Capra)は1897年にイタリア・シチリア島で生まれ、幼少期に家族でアメリカへ移民した映画監督です。カリフォルニア工科大学で化学を学んだ後、映画界に転身し、1930〜40年代のハリウッド黄金期を代表する監督のひとりとなりました。
キャプラ作品の中心にあるのは「普通の人間の善意と誠実さが社会を動かす」という楽観的な人間観で、「キャプラ・コーン」(Capracorn)という言葉が生まれるほど独自のスタイルを確立しました。代表作には以下があります。
- 『或る夜の出来事』(1934年)— 映画史上初めてアカデミー賞主要5部門を制覇したロマンティック・コメディ
- 『スミス都へ行く』(1939年)— 理想主義的な新人上院議員が腐敗した政界に立ち向かう政治ドラマ
- 『素晴らしき哉、人生!』(1946年)— クリスマスシーズンに繰り返し放送される名作で、現在も世界中で愛されている
第二次世界大戦中は「なぜ我々は戦うのか」シリーズを制作し、プロパガンダ映画の分野でも活躍しました。アカデミー賞監督賞を3度受賞しており、イタリア系移民から頂点を極めた彼の人生そのものが「アメリカン・ドリーム」を体現するものとして語られています。1991年に93歳で死去。
使い方・例文
「フランク・キャプラ監督の『素晴らしき哉、人生!』は毎年クリスマスになるとテレビで放送され、世代を超えて人々に希望を届ける普遍的な名作として知られている」などのように使われます。
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