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フューエルトリムとは?

ふゅーえるとりむ

フューエルトリムとは、エンジンが最適な空燃比を保つためにECUが燃料噴射量を自動補正する機能で、センサーの検出値をもとにリアルタイムで調整されます。

フューエルトリム(Fuel Trim)とは、エンジンコントロールユニット(ECU)が目標の空燃比(理論空燃比14.7:1付近)を維持するために燃料噴射量を補正する仕組みのことです。補正量はパーセント(%)で表され、OBD診断ツールで確認することができます。

フューエルトリムには大きく2種類あります。ショートタームフューエルトリム(STFT)はO2センサー(酸素センサー)の信号をもとにリアルタイムで行われる短期補正です。ロングタームフューエルトリム(LTFT)はSTFTの蓄積データを学習してECUが長期的に保持する補正値で、エンジンの経年変化や燃料の個体差に対応します。

フューエルトリムがプラス(正)方向に大きく傾いている場合は燃料が不足しており(リーン状態)、マイナス(負)方向に傾いている場合は燃料が過多(リッチ状態)を示します。

  • 正方向に大きいと燃料システムのリーク・詰まりを疑う
  • 負方向に大きいと燃料プレッシャー過大・インジェクター不具合などを疑う
  • 正常範囲はおおむね±10%以内が目安

フューエルトリムの値を確認することは、エンジン不調の診断において非常に有効な手がかりとなります。燃料漏れ、MAFセンサーの汚れ、バキュームリーク、インジェクターの経年劣化などを読み取る際に現場の整備士がまず確認する数値のひとつです。

使い方・例文

「OBD2スキャナーでフューエルトリムを確認したところロングタームが+18%になっており、インテークのバキュームリークが原因と特定できた」という診断場面で使われます。

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