フィールド同期信号とは?
ふぃーるどどうきしんごう
フィールド同期信号とは、アナログテレビ映像においてフレーム(画面)の切り替わりタイミングを送受信機器間で合わせるために用いられる同期制御信号です。
フィールド同期信号(フィールドどうきしんごう、Field Synchronization Signal)とは、アナログテレビ映像の伝送において、1フレーム(または1フィールド)の映像が終わり次のフレームが始まるタイミングを受信側機器に知らせるための制御信号です。
アナログテレビでは映像を走査線(ラスタースキャン)方式で表示します。画面の左上から右下へ走査線を次々と描き、1画面分の描画が終わったら電子ビームを左上に戻す必要があります。この「戻り」のタイミングを正確に合わせるために用いられるのがフィールド同期信号です。
映像信号の構造をまとめると以下のようになります。
- 各走査線の終わりには水平同期信号が挿入され、行の切り替えを知らせる
- 1フィールド(画面半分)または1フレーム(画面全体)の終わりにはフィールド同期信号(垂直同期信号)が挿入される
- インターレース方式では1フレームを奇数フィールドと偶数フィールドに分けて送受信する
フィールド同期信号が乱れると、画面がずれたり、ローリング(画面が縦にスクロールする現象)が発生したりします。デジタル放送が普及した現在ではほぼ使われなくなりましたが、映像工学や放送技術の基礎知識として重要な概念です。
使い方・例文
アナログテレビの受信回路やビデオデッキの設計において、映像信号からフィールド同期信号を抽出して画面表示のタイミング制御に使用します。
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