ヒイラギとは?
ひいらぎ
ヒイラギとは、モクセイ科の常緑小高木で、縁にトゲのある硬い葉を持ち、魔除けの縁起木としても知られる植物です。
ヒイラギ(柊、学名:Osmanthus heterophyllus)は、モクセイ科モクセイ属に属する常緑小高木です。日本・台湾・中国南部が原産で、日本では本州・四国・九州の暖かい地域に自生します。
最大の特徴は葉の縁に鋭いトゲ(鋸歯)があることです。ただし、老木になるにつれてトゲが少なくなり、丸みを帯びた葉になる傾向があります。常緑で光沢のある濃緑色の葉を持ち、冬(11〜12月頃)に白く小さな花を咲かせ、強い芳香を放ちます。この香りはキンモクセイに似た甘い香りです。
ヒイラギは古くから魔除けの木として信仰されてきました。節分にはイワシの頭とともに玄関に飾り(柊鰯)、鬼が刺さるトゲで邪気を払うという風習が日本各地に残っています。また、生垣として植えられることも多く、トゲが侵入者を防ぐ防犯効果も期待されています。
なお、クリスマスの飾りに使われる西洋のヒイラギはモチノキ科のセイヨウヒイラギ(イレックス属)であり、日本のヒイラギとは別種です。混同されやすいため注意が必要です。
使い方・例文
節分の時期になると、家の玄関先にヒイラギの枝とイワシの頭を刺した「柊鰯」が飾られているのを見かけます。生垣としても植えられ、防犯と目隠しを兼ねた実用的な庭木として利用されています。
この用語をシェア
最終更新: