パパイアとは?
ぱぱいあ
パパイアとは、熱帯原産の大型果樹で、甘い果実と消化酵素パパインを含む独特な食材として世界中で親しまれています。
パパイア(学名:Carica papaya)はパパイア科パパイア属の常緑多年草で、中央アメリカ・メキシコ南部が原産地とされています。現在は熱帯・亜熱帯の世界各地で広く栽培されており、インド、ブラジル、インドネシア、メキシコが主要な生産国です。日本では沖縄県での栽培が盛んです。
植物としては幹が中空で木質化が少なく、成長が極めて早いのが特徴です。雌雄異株または両性株があり、受粉すると幹の上部に果実が密集してつきます。果実は長楕円形で重さ0.5〜数キログラムになるものもあり、熟すと果皮が緑から黄橙色に変わります。果肉は鮮やかなオレンジ色で柔らかく、中央にはゼラチン質の種が並びます。
栄養・機能面での特徴は以下の通りです。
- タンパク質分解酵素「パパイン」を豊富に含み、消化促進・肉の軟化に利用
- βカロテン、ビタミンC、葉酸、カリウムなどを含む
- 未熟な青パパイアは野菜として炒め物やサラダに使われる
- 種は乾燥させてコショウの代用とする地域もある
食文化における用途も多様で、熟したものはそのまま食べたりジュースやスムージーにし、タイの「ソムタム」(青パパイアのサラダ)のように未熟果を使う料理も世界的に知られています。日本の沖縄では「パパイヤイリチー」など炒め料理の食材として根付いています。
使い方・例文
熟したパパイアを半分に切り、種を取り除いてライムを絞るだけで南国らしいデザートになります。また、薄切りにした未熟なパパイアを千切りにし、ナンプラーとレモン汁で和えるとタイ風サラダが手軽に作れます。
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