ハンドオーバーとは?
はんどおーばー
ハンドオーバーとは、移動体通信において端末が接続先の基地局を切り替える技術であり、移動中も通話やデータ通信を途切れさせません。
ハンドオーバー(Handover)とは、スマートフォンや携帯電話などの移動体端末が移動する際に、現在接続している基地局から別の基地局へ接続を自動的に切り替える技術です。「ハンドオフ(Handoff)」とも呼ばれ、通話やデータ通信を中断させずにシームレスな通信を維持するために不可欠な仕組みです。
- 端末が基地局のカバレッジ境界に近づき、電波が弱くなったとき
- 通信品質が別の基地局に接続した方が向上すると判断されたとき
- 基地局の負荷分散が必要なとき
技術的には、端末や基地局が周囲の電波状況を常時測定しており、一定のしきい値を超えた段階で切替判断が行われます。切替方式には、新しい基地局に接続してから旧基地局を切断するソフトハンドオーバーと、接続を一度切断してから新しい基地局につなぎ直すハードハンドオーバーがあります。ソフトハンドオーバーは瞬断がなく品質が高い反面、複数の基地局のリソースを同時使用するためコストがかかります。
4G/5Gネットワークでは異なる周波数帯や通信規格間の切り替え(例えば5Gエリア外で4Gへ移行)も行われており、垂直ハンドオーバーと呼ばれます。鉄道や高速道路での高速移動時にも安定した通信を保てるのは、このハンドオーバー技術のおかげです。
使い方・例文
新幹線で移動中にビデオ通話をしていても映像が途切れないのは、ハンドオーバーによって沿線の基地局が次々と自動で切り替わっているためです。
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