ハンス・マグヌス・エンツェンスベルガーとは?
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ハンス・マグヌス・エンツェンスベルガーとは、20世紀を代表するドイツの詩人・批評家・エッセイストです。
ハンス・マグヌス・エンツェンスベルガー(1929〜2022年)は、ドイツのカウフボイレン生まれの詩人・批評家・翻訳家・編集者で、戦後ドイツ文学を代表する知識人の一人です。
1950年代に詩集『狼の弁護、あるいは言語への告別』でデビューし、従来の抒情詩の形式を打ち破る鋭い政治的・社会批判的な詩風で注目を集めました。言語そのものへの問いかけと、資本主義社会・消費文化への痛烈な批判が作品全体を貫いており、「怒れる若者」と呼ばれた世代の代弁者的存在となりました。
文学活動にとどまらず、文化批評誌『クアシュリフト』を主宰するなど編集者・出版人としても活躍し、ブレヒト以降のドイツ語圏の知的言論空間を形作りました。また南米やキューバ革命への関心から政治エッセイを多数執筆し、左派知識人としての立場を鮮明にしながらも、晩年には教条的なイデオロギーから距離を置いた独自のスタンスを保ちました。
主な受賞歴にはゲオルク・ビューヒナー賞(1963年)、ハインリヒ・ベル賞などがあり、日本語訳された詩集や評論集も複数出版されています。90代になっても精力的に著作を発表し、現代ドイツ文化を象徴する長老的存在として高く評価されました。
使い方・例文
「エンツェンスベルガーの詩は政治性と詩的美しさを両立させており、ドイツ語現代詩を語るうえで欠かせない作家として大学の文学講義でよく取り上げられます。」
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