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ハイブリッド戦争とは?

はいぶりっどせんそう

ハイブリッド戦争とは、軍事力・サイバー攻撃情報操作・経済的圧力などを組み合わせた現代型の複合的な戦争形態のことです。

ハイブリッド戦争(Hybrid Warfare)は、従来の正規軍による武力行使にとどまらず、非正規戦・サイバー攻撃情報戦・経済的圧力外交的操作などを組み合わせた複合的な戦争形態です。2000年代以降の現代の安全保障論の中で注目されるようになった概念で、明確な宣戦布告がないまま国家間の対立が展開されることが特徴です。

ハイブリッド戦争の主要な手段には以下が含まれます。

  • 軍事的手段:特殊部隊・民兵・代理勢力の活用による正規軍の関与を曖昧にした戦闘
  • サイバー攻撃:インフラ・政府機関・金融システムへのサイバー作戦
  • 情報戦・偽情報:SNSやメディアを通じた世論操作・フェイクニュースの拡散
  • 経済的圧力:資源・貿易・金融への干渉による相手国の弱体化
  • 法律戦:国際法や国内法を武器として活用する法律的手法

ハイブリッド戦争が注目される背景には、国家間の全面戦争を抑止する核の傘のもとで、核閾値を超えない範囲での対立が多様化したことがあります。攻撃の主体が曖昧になるため、反撃や抑止が困難になるという点が国際安全保障上の大きな課題とされています。NATOや各国政府がその対策として多次元的な防衛戦略を検討しています。

使い方・例文

あるいは「電力インフラへのサイバー攻撃と同時に国境付近での軍事演習が行われた」という事態のように、単一の手段ではなく複合的な圧力として安全保障の議論に登場します。

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