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ノロドム (カンボジア王)とは?

のろどむ

ノロドムとは、19世紀後半のカンボジア国王で、フランスの保護国体制下で在位し、近代カンボジアの礎を築いた人物です。

ノロドム(Norodom、1834〜1904年)は、カンボジア国王です。1860年に即位し、1904年に没するまでの長期間にわたって在位しました。その治世はカンボジアがフランス影響下に置かれた激動の時代と重なっています。

ノロドムの治世において最も重大な出来事は、1863年のフランス保護国条約の締結です。タイ(シャム)とベトナム(当時はフランス領コーチシナに隣接)という二大勢力に挟まれたカンボジアは、生存戦略としてフランスの保護を受け入れました。この決断によりカンボジアは独立国としての体裁を保ちつつも、外交・財政などの実権をフランスに委ねることになりました。

フランスの影響下において、以下のような変化が生じました。

  • フランス式の行政制度・法律制度の導入
  • プノンペンの近代的都市整備の始まり
  • 奴隷制度の廃止(フランスの圧力による)
  • 1884年の改定条約によるフランスの直接支配強化への反発と内乱

ノロドムは伝統的な王権の維持を望みながらも、近代化の波を受け入れざるを得ない立場に置かれた君主でした。その子孫はその後もカンボジア王室として続き、現代カンボジアの王室もノロドム家系を引き継いでいます。

使い方・例文

「カンボジアの近代史を学ぶ際、ノロドム王はフランス植民地化の時代に在位した国王として最初に登場する重要人物である。」

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