ノウミソサンゴとは?
のうみそさんご
ノウミソサンゴとは、表面がひだ状に入り組んで人の脳に似た形をするイシサンゴの一種で、熱帯・亜熱帯のサンゴ礁に生息します。
ノウミソサンゴ(脳味噌珊瑚)は、石サンゴ目(スクレラクティニア)に属するイシサンゴの一群の通称です。コロニー表面が深く入り組んだ溝とうねりを繰り返し、ヒト(や動物)の脳のように見えることからこの名がつきました。英語では「brain coral(ブレインコーラル)」と呼ばれます。
代表的な種としてはゴニアストレア属やジプラストレア属などが挙げられます。コロニー全体はほぼ球形もしくはドーム状で、直径が数十センチメートルから1メートル以上になるものもあります。成長速度は非常に遅く、大型の個体は数十年から100年以上の寿命を持つとされます。
熱帯・亜熱帯の浅海サンゴ礁に広く分布しており、カリブ海やインド太平洋に多く見られます。体内に褐虫藻(ズーキサンテラ)を共生させ、光合成産物を栄養として利用します。比較的水温変化や濁りへの耐性が高く、白化現象が起きてもある程度回復できる強健さがあるとされています。
サンゴ礁生態系において、複雑な立体構造を提供することで多くの魚や無脊椎動物に隠れ家を与える役割も果たしています。
使い方・例文
熱帯のダイビングスポットで「ノウミソサンゴの大きなコロニーを発見した」と紹介されるほか、サンゴ礁の健全性を示す指標生物としても言及されます。
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