ネットワーク外部性とは?
ねっとわーくがいぶせい
ネットワーク外部性とは、ある製品やサービスの利用者が増えるほど、そのサービスの価値が高まっていく経済的効果のことです。
ネットワーク外部性(Network Externality)とは、ある財やサービスの利用者数が増加するに伴って、各利用者が得られる価値や便益が増大する現象を指します。ネットワーク効果(Network Effect)とも呼ばれます。経済学者ジェフ・ロルフスによって1970年代に分析が深められた概念です。
直接的ネットワーク外部性と間接的ネットワーク外部性:
- 直接的:電話・SNS・メッセージアプリなど、利用者同士が直接つながるサービスでは、利用者が増えるほど接続できる相手が増えてサービスの価値が上がる
- 間接的:ゲーム機のように、本体購入者が多いほどソフトが増え、ソフトが充実するほど本体がさらに売れるという補完財を通じた効果
ビジネスへの影響: ネットワーク外部性が強い市場では、一度あるプラットフォームがシェアを獲得すると「勝者総取り(winner-takes-all)」の傾向が生じます。これがGAFAなどプラットフォーマーの独占的地位を生み出す背景の一つです。また、先行者優位が非常に強く働くため、新規参入者は価格や機能だけでなくユーザー基盤の獲得が最大課題となります。
負の外部性: 一方で、利用者急増によるサービス品質の低下(過負荷)なども起こり得ます。
使い方・例文
LINEはユーザーが増えるほど「友人もみんな使っている」状態になり、他のメッセージアプリに乗り換えにくくなります。これがネットワーク外部性の典型的な例です。
この用語をシェア
最終更新: