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ネットポジションとは?

ねっとぽじしょん

ネットポジションとは、ある資産通貨について買い持ちと売り持ちを相殺した後の実質的な保有残高のことです。

ネットポジション(net position)は、投資取引において保有するロング(買い持ち)とショート(売り持ち)の数量や金額を差し引きした実質的なエクスポージャーを指します。グロスポジション(合計残高)と対比して用いられる概念です。

たとえば、ある投資家がA社株を1000株買い持ちにしながら、先物で同社株500株を売り持ちにしている場合、ネットロングは500株となります。外国為替では、ドル/円のロング2億ドルとショート1億ドルがあればネットロング1億ドルです。

ネットポジションが重要視される理由は以下のとおりです。

  • リスク管理:反対方向のポジションが相殺されるため、実質的な相場変動リスクを正確に把握できる。
  • 証拠金計算:デリバティブ取引では、ネットポジションを基準に必要証拠金が算定されることが多い。
  • 市場センチメントの把握:CFTC(米商品先物取引委員会)が公表するCOTレポートでは、投機筋のネットポジションが市場参加者の方向感を読む指標として使われる。

ヘッジファンドや機関投資家はネットポジションをコントロールすることでリスクを調整しており、ポジションの傾きが極端になった場合は反転(スクウィーズ)が起こりやすいとされます。

使い方・例文

商品先物において「投機筋のネット買いポジションが過去最高水準」と報じられる場合、マーケット参加者の強気ムードを表す指標として使われます。

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