ニール・キノックとは?
にーるきのっく
ニール・キノックとは、イギリスの労働党政治家で、党首として1980年代の党近代化を主導した人物です。
ニール・キノック(Neil Kinnock、1942年生まれ)は、ウェールズ出身のイギリス政治家で、労働党の指導者として知られます。
1983年から1992年まで労働党党首を務め、長期にわたって低迷していた労働党の抜本的な改革に取り組みました。1980年代のサッチャー政権全盛期において、左派色が強く選挙で敗北を重ねていた労働党を中道寄りに変革し、後のブレア政権誕生の礎を築いたと評価されています。
1984年から1985年にかけての炭鉱労働者ストライキでは、労働組合の急進的な手法を公然と批判し、党内の穏健路線を明確にしました。1987年と1992年の二度の総選挙で敗北した後、党首を辞任しました。
その後はEUの欧州委員会副委員長を務めるなど、欧州政治の場でも活躍しました。妻グレニス・キノックも政治家として知られ、ともにイギリス政治の重要な存在となっています。労働党の現代化に果たした役割から、後世では「ブレア革命の先駆者」と呼ばれることも多い人物です。
使い方・例文
「ニール・キノックが行った労働党改革は、後にトニー・ブレアが政権を獲得するための下地となった」といった文脈で登場します。
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