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ナム・ジュン・パイクとは?

なむじゅんぱいく

ナム・ジュン・パイクは、テレビやビデオを芸術表現素材として使い、ビデオアートという分野を開拓した韓国出身のアーティストです。

ナム・ジュン・パイク(Nam June Paik、白南準)は、1932年に韓国ソウルで生まれ、2006年にアメリカマイアミで亡くなったアーティストです。東京大学美学を学んだ後、ドイツへ渡り現代音楽や前衛芸術の世界に身を投じました。作曲家のジョン・ケージとの出会いが後の活動に大きな影響を与えています。

パイクは1960年代からテレビ受像器をオブジェとして使い始め、映像を素材とした芸術表現、いわゆるビデオアートを先駆的に展開しました。磁石でテレビ画面の映像を歪めた初期作から、テレビを大量に積み上げたインスタレーション作品まで、彼はメディアと芸術の境界を次々と越えていきました。代表作のひとつ『TV仏陀』(1974年)は、仏像がモニターに映った自分を見つめるという哲学的な構成で知られます。

パイクの業績は次のようにまとめられます。

  • ビデオアートという新ジャンルの創始
  • テクノロジーを芸術の素材として解放した先駆的姿勢
  • フルクサス運動への参加とパフォーマンスアートへの貢献
  • ロボット彫刻など多様なメディアへの展開

「情報スーパーハイウェイ」という概念を早くから提唱するなど、インターネット時代を予見した言説でも知られています。現代のメディアアートやインスタレーションアートの礎を築いた人物として、世界中の美術館で高く評価されています。

使い方・例文

「現代美術やメディアアートの歴史を調べるとき」「ビデオアートの先駆者を知りたいとき」にナム・ジュン・パイクという名前が登場します。

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