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ドリアン旋法とは?

どりあんせんぽう

ドリアン旋法とは、全音・半音・全音・全音・全音・半音・全音の音程構造を持つ教会旋法のひとつで、短調に似ながら独特の明るさを帯びた響きが特徴です。

ドリアン旋法(Dorian mode)は、西洋音楽の教会旋法(モード)の一種で、ピアノの白鍵のみを使ってレ(D)から始めたときに現れる音階です。音程の並びは「全・半・全・全・全・半・全」となり、自然短音階と比べると第6音が半音高くなることが最大の特徴です。

この旋法は古代ギリシャの音楽理論に起源をもち、中世ヨーロッパのグレゴリオ聖歌で広く用いられました。ルネサンスからバロック時代にかけても教会音楽の基盤であり続け、後の長短調体系が確立した後も独特の色彩感として生き残りました。

ドリアン旋法の響きの特徴として挙げられるのは次の点です。

  • 短音階的な暗さと、第6音の高さによる明るさの混在
  • 「哀愁があるが重くなりすぎない」独特の情感
  • ルートと第6音の長6度音程が明るい色彩を生み出す
20世紀以降はジャズやロック、フォーク音楽でも積極的に活用されており、マイルス・デイヴィスの「カインド・オブ・ブルー」はドリアン旋法を核とした名盤として知られます。ポップスやゲーム音楽でも「少し神秘的でエスニックな雰囲気」を出したいときに選ばれます。

使い方・例文

ジャズのアドリブ演奏で「Dm7コード上でDドリアン旋法を使う」という形で登場し、スコットランド民謡や北欧の伝統音楽にも多く見られます。

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