ディオゲネス・ラエルティオスとは?
でぃおげねすらえるてぃおす
ディオゲネス・ラエルティオスは、古代ギリシアの哲学者たちの生涯と思想を記録した著作を残した伝記作家です。
ディオゲネス・ラエルティオス(Diogenes Laertios)は、3世紀頃に活躍したとされる古代の著述家です。生没年や出身地など、本人に関する詳細はほとんど不明ですが、著作『ギリシア哲学者列伝(Vitae Philosophorum)』によってその名が後世に伝わっています。
『ギリシア哲学者列伝』は全10巻からなる著作で、タレスに始まり、ピタゴラス、ソクラテス、プラトン、アリストテレス、エピクロスなど、古代ギリシアの主要な哲学者80人以上の生涯・逸話・思想・著作目録を記録しています。この著作が持つ意義は非常に大きく、以下の点が挙げられます。
- 多くの哲学者の著作が散逸した現在、一次資料に近い情報を伝える数少ない文献のひとつ
- 哲学的な議論だけでなく、哲学者の日常的な言動や逸話も豊富に収録
- 古代哲学の各学派の教義を概括的に把握できる貴重な入門書的役割
- 後世のヒューマニズムや哲学史研究に多大な影響を与えた
記述の正確さについては古来から批判もありますが、他に資料が残っていない哲学者の情報源として、今日の研究者にとっても不可欠な文献とされています。
使い方・例文
古代哲学を解説する書籍で「ディオゲネス・ラエルティオスの伝えるところによれば、ソクラテスは…」という形で引用される場面で登場します。
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