ティギェレとは?
てぃぎぇれ
ティギェレとは、イタリアのエミリア=ロマーニャ州を代表する揚げパンのひとつで、豚の脂(ラード)を使って揚げた伝統的な料理です。
ティギェレ(Tigelle、または複数形でTigellina)は、イタリア北部エミリア=ロマーニャ州、特にモデナやボローニャ周辺の山間地帯で古くから作られてきた伝統的なパン類です。地域によっては「クレッシェンティーネ(Crescentine)」とも呼ばれ、呼称が混在しています。
生地は小麦粉・水・塩・ラード(豚の脂)などを混ぜてこね、小さな円形に整えてから「ティゲッラ」と呼ばれる専用の円形鉄製または石製の型に挟んで加熱するか、熱した鋳鉄のプレートで焼き上げます。仕上がりはふっくらとした厚み約1〜2センチほどの平たい円形で、表面はカリッと、内側は柔らかくしっとりとした食感が特徴です。
伝統的には以下のような具材を挟んで食べるのが一般的です。
- プロシュートやサラミなどの生ハム・サルーミ類
- ストラッキーノやゴルゴンゾーラなどのチーズ
- ラードにローズマリーやニンニクを混ぜたペースト(「クンザ」)
- 野菜のグリルや季節の食材
近年はイタリア国内でも都市部のレストランやバルに広まり、アペリティーボ(食前酒の席)やランチの一品として人気が高まっています。手軽に食べられる点と地域ならではの素朴な味わいが、観光客にも人気です。
使い方・例文
イタリアのエミリア=ロマーニャ州を旅行する際、現地のレストランや市場でティギェレを見かけることが多く、好みのサルーミやチーズを挟んでもらって食べるスタイルが定番です。
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