タイムライン防災とは?
たいむらいんぼうさい
タイムライン防災とは、災害の発生を想定して事前に「いつ・誰が・何をするか」を時系列で定めておく防災計画手法のことです。
タイムライン防災とは、洪水や台風などの災害が来ることをあらかじめ予測し、発生前から発生後にわたって「いつ・誰が・何をするか」を時系列で明確に定めた防災行動計画(タイムライン)を策定・運用する取り組みです。「防災行動計画」や「事前行動計画」とも呼ばれます。
従来の防災は「発生後に状況を見て判断する」という対応型が主流でしたが、タイムライン防災は「事前に意思決定のルールを定める」という予防型のアプローチを取ります。これにより、混乱が予想される緊急時でも迷わず行動できるようになります。
タイムライン防災の特徴は次のとおりです。
- 時間軸を基準に行動を逆算して組み立てる(例:「72時間前に避難勧告を出す」)
- 行政・住民・事業者など関係者全員の役割を明確化する
- 平時に訓練・更新を繰り返して実効性を高める
- 「空振り」を恐れず早めの行動を促す文化を根付かせる
日本では、国土交通省が2015年頃から全国の自治体に対してタイムライン策定を推進しており、特に水害リスクの高い地域での導入が進んでいます。住民向けの「マイ・タイムライン」作成支援も広がっており、家族ごとの避難行動計画を事前に話し合う機会として活用されています。
使い方・例文
「台風接近の48時間前から何をすべきかをタイムライン防災として家族で話し合い、避難経路と避難先をあらかじめ決めておいた。」
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