スケルトン・インフィルとは?
すけるとんいんふぃる
建物の骨格(スケルトン)と内装・設備(インフィル)を分離して設計・管理する建築概念で、長寿命化と柔軟なリフォームを両立します。
スケルトン・インフィル(SI住宅)とは、建物をスケルトン(柱・梁・床・外壁など構造躯体)とインフィル(間取り・内装・設備など内部仕上げ)の二層に分けて考える建築の概念です。
従来の集合住宅では、構造体と内装・配管が一体化して設計されていたため、リフォームの際に大がかりな工事が必要でした。スケルトン・インフィルでは、耐用年数の長い構造躯体(数十年〜百年超)と、ライフスタイルに合わせて変更しやすい内部設備(十数年〜数十年)を分けて管理することで、建物の長寿命化と居住者ニーズへの柔軟な対応を実現します。
具体的な特徴として次の点が挙げられます。
- 給排水管を躯体に埋め込まず、床下や天井に露出させてメンテナンスを容易にする
- 間仕切り壁を可動式・軽量にして間取り変更の自由度を高める
- 将来のリフォームコストを抑えられる
日本では少子高齢化に対応した「200年住宅」の普及政策ともリンクしており、長期優良住宅制度の基本的な考え方とも関連が深い概念です。新築マンションや公団住宅の設計において採用例が増えています。
使い方・例文
スケルトン・インフィル設計のマンションは、子育て期には広いリビング、子どもが独立した後は書斎を設けるといった間取り変更が比較的容易に行えます。
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