スカルピノとは?
すかるぴの
スカルピノは、アメリカを代表するアジア政治学者で、東アジアの共産主義運動や朝鮮・日本政治を深く研究したロバート・スカルピノのことです。
ロバート・A・スカルピノ(1919〜2011年)は、アメリカ合衆国の政治学者で、カリフォルニア大学バークレー校の教授として長年にわたりアジア研究の第一線に立ちました。専門は東アジア・東南アジアの政治、とくに共産主義運動・朝鮮半島情勢・日本の政党政治などを幅広くカバーしました。
主な業績と特徴は以下のとおりです。
- 朝鮮の共産主義運動に関する先駆的研究を発表し、冷戦期の朝鮮半島研究に大きな影響を与えた
- 日本の政党・民主主義の発展を論じた著作で、戦後日本研究の基礎を築いた
- アジア太平洋地域の安全保障問題について米国政府への政策提言も行った
- 国際問題評議会など複数の政策機関で顧問を務めた
スカルピノの研究は、東西冷戦という文脈でアジアの政治変動をとらえた点が特徴的で、当時の米国のアジア政策形成にも影響を及ぼしたとされています。20世紀後半のアメリカにおけるアジア学を語るうえで欠かせない人物の一人です。
日本では「スカルピノ」の名でも知られ、日本政治史や日米関係を論じる文献にその名が頻出します。
使い方・例文
戦後日本の政党政治や朝鮮半島の政治史を扱う学術書・論文の参考文献欄で「スカルピノ(著)」として登場することが多い人物です。
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