ジョージ・ゴードン・バイロンとは?
じょーじごーどんばいろん
ジョージ・ゴードン・バイロンはイギリス・ロマン主義を代表する詩人で、反骨精神と波乱の生涯で「バイロン的英雄」という文学的典型を生み出した人物です。
ジョージ・ゴードン・バイロン(George Gordon Byron、1788〜1824年)は、イギリスのロマン主義時代を代表する詩人です。ロンドン生まれで、幼くして父を亡くし、スコットランドで育ちました。ケンブリッジ大学卒業後に貴族院議員となり、やがて詩人として名声を得ました。
1812年に発表した長詩「チャイルド・ハロルドの巡礼」が大きな反響を呼び、一躍時代の寵児となりました。独立独歩・自由奔放・社会への反抗という姿勢を持つ主人公像は「バイロン的英雄」と呼ばれ、後世の文学・音楽・芸術に多大な影響を与えました。
バイロンの主な作品と業績は以下のとおりです。
- 「チャイルド・ハロルドの巡礼」(1812〜1818年)——ヨーロッパを旅する孤独な主人公を描いた長詩
- 「ドン・ジュアン」(1819〜1824年)——風刺と叙情を兼ね備えた未完の長詩
- 「マンフレッド」(1817年)——悲劇的な孤独の英雄を描いた詩劇
- ギリシャ独立運動への参加——晩年にギリシャへ渡り革命軍を支援した
バイロンは1824年にギリシャのメソロンギで熱病により36歳で没しました。その早すぎる死と伝説的な生涯は、シェリーやキーツとともにロマン主義を象徴する詩人としてバイロンを永く後世に刻みました。プーシキン・ハイネ・ドストエフスキーなど多くの文人が彼の影響を受けています。
使い方・例文
英文学のロマン主義を解説する授業で「バイロン的英雄」という概念が登場し、その元祖としてジョージ・ゴードン・バイロンの名前と作品が紹介されます。
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