ジョルジ・アマードとは?
じょるじあまーど
ジョルジ・アマードは20世紀ブラジルを代表する小説家で、バイーア州を舞台にした民衆の生活と愛を描いた作品で世界的名声を得ました。
ジョルジ・アマード(Jorge Amado、1912〜2001年)は、ブラジル・バイーア州生まれの小説家です。20世紀ラテンアメリカ文学を代表する作家の一人として広く知られ、その作品は50以上の言語に翻訳されています。
アマードはサルバドール近郊のイリェウスで育ち、カカオ農園をめぐる地主と農民の対立、都市の貧困層の生活、アフリカ系ブラジル人の文化や宗教といったテーマを生涯にわたって描き続けました。初期作品には社会主義リアリズムの影響が色濃く、農民や労働者への共感が主軸でした。
代表作には以下のものがあります。
- 『カカオ』(1933年)— 農園労働者の搾取を描いた初期の社会派小説
- 『バイーアの大尉たち』(1937年)— ストリートギャングの少年たちを主人公にした作品
- 『ガブリエラ、クローブとシナモン』(1958年)— 移民労働者の女性を主人公にした恋愛小説で国際的ベストセラーに
- 『ドナ・フロールと二人の夫』(1966年)— 幻想と官能を交えたコメディタッチの傑作
後期作品では社会批判より人間の官能・ユーモア・民間信仰(カンドンブレ)との融合が深まりました。アマードの作品はブラジルの多民族・多文化社会を世界に伝え、ラテンアメリカ文学の裾野を広げた点で文学史的意義が大きい存在です。
使い方・例文
「ジョルジ・アマードの代表作『ガブリエラ』はバイーアの情熱的な風土を背景にした恋愛小説として、日本でも広く読まれています。」
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