ジョナス・サヴィンビとは?
じょなすさう゛ぃんび
ジョナス・サヴィンビとは、アンゴラの反政府武装組織UNITAを創設・指導し、独立後の内戦を数十年にわたって戦い続けた政治家・反政府指導者です。
ジョナス・サヴィンビ(1934〜2002年)は、アンゴラの政治家・軍事指導者で、全面的アンゴラ独立民族同盟(UNITA)の創設者として知られます。オヴィンブンドゥ族出身で、ポルトガル植民地支配下でキリスト教系教育を受けたのち、スイスやポルトガルで高等教育を修め、マルクス主義・民族主義双方の思想に接しました。
1966年にUNITAを創設し、ポルトガルからの独立を目指す運動に参加。1975年のアンゴラ独立後は、ソ連・キューバの支援を受けるMPLA(アンゴラ解放人民運動)政府に対抗し、アメリカ・南アフリカ共和国の支援を受けながら内戦を継続しました。冷戦構造のなかでUNITAは「反共」勢力として欧米から資金・武器を得ましたが、ダイヤモンド資源の売却収益も戦費の主要な原資となりました。
1990年代にはルサカ合意などで和平プロセスが試みられましたが、選挙結果を不服として再び内戦を再開するなど、交渉と戦闘を繰り返しました。この内戦でアンゴラでは数十万から百万人規模の死者が出たとされ、数百万人が難民・避難民となりました。
2002年、政府軍との戦闘中に南東部ルアンダで死亡しました。彼の死後、UNITA政府との和平協定が成立し、27年以上続いたアンゴラ内戦が終結しました。
使い方・例文
「ジョナス・サヴィンビはアンゴラ内戦の長期化と冷戦期アフリカへの超大国介入を論じる際に必ず登場する人物です。」アフリカ地域研究・冷戦史の文脈で頻繁に引用されます。
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