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ジャコウアゲハとは?

じゃこうあげは

ジャコウアゲハとは、日本本土に広く分布するアゲハチョウ科の蝶で、雄が麝香(ジャコウ)のような香りを放つことからその名が付いた種のことです。

ジャコウアゲハ(麝香揚羽、学名 Byasa alcinous)はアゲハチョウ科に属する大型の蝶で、日本では本州・四国・九州・南西諸島に生息します。翅の開帳は90〜120mmほどで、雄と雌で体色が大きく異なる「性的二型」が顕著な種です。

雄は黒地に赤い紋が点在し、後翅の縁に白い斑点列が並びます。雌は白みがかった地色に同様の赤紋を持ち、全体的に淡い印象です。名前の由来である麝香のような芳香は、雄の腹部先端にある香鱗(こうりん)から分泌されます。

食草はウマノスズクサ類で、幼虫はこの植物に含まれるアリストロキア酸を体内に蓄積します。このため成虫は鳥などに捕食されにくい毒蝶として知られており、無毒のアゲハチョウ類がジャコウアゲハに外見を似せる「擬態」の例も報告されています。

年に2〜3回発生(化)し、春から秋にかけて各地の草地・林縁・河川敷などで見られます。都市近郊でも比較的観察しやすい蝶で、ウマノスズクサを植えることでチョウを呼び込むガーデニングも行われています。

使い方・例文

ジャコウアゲハは公園の花壇やウマノスズクサが生える河川敷などで見かけることができ、雄が香りを漂わせながらゆったりと飛ぶ姿は観察しやすいです。

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