ジェームズ・ワットとは?
じぇーむず・わっと
ジェームズ・ワットとは、18世紀スコットランドの発明家・技術者で、蒸気機関の改良によって産業革命を推進した人物です。
ジェームズ・ワット(James Watt、1736〜1819年)は、スコットランド・グリーノック生まれの発明家・機械技術者です。蒸気機関の根本的な改良により、産業革命の技術的基盤を築いた人物として世界史上最も重要な発明家のひとりに数えられます。
ワットが取り組んだのは、当時すでに存在していたニューコメン型蒸気機関の欠陥改良でした。従来の蒸気機関はシリンダーを冷却と加熱で交互に繰り返す非効率な構造でしたが、ワットは別個の凝縮器を設けることで熱効率を大幅に向上させました。この改良特許は1769年に取得されています。
さらにワットは複数の重要な発明を積み重ねました。
- 複動式蒸気機関:ピストンの往復両方で仕事をさせる機構
- 遠心調速機(ガバナー):回転速度を自動調節する機構
- 回転運動への変換:往復運動を回転運動に変える太陽・遊星歯車機構
事業家マシュー・ボールトンと組んでボールトン&ワット社を設立し、改良蒸気機関を商業化しました。仕事の単位「ワット(W)」はその功績を称えて命名されたものです。また、馬力(HP)の概念を普及させた人物でもあります。
使い方・例文
「産業革命を語るうえでジェームズ・ワットの蒸気機関の改良は欠かせない」というように、技術史・産業史の文脈で頻繁に取り上げられる人物です。
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