ジェラルド・R・フォードとは?
じぇらるどあーるふぉーど
ジェラルド・R・フォードは、アメリカ合衆国第38代大統領で、ウォーターゲート事件後のニクソン辞任を受けて副大統領から昇格し、選挙なしに大統領となった唯一の人物です。
ジェラルド・ルドルフ・フォード(Gerald R. Ford)は、1913年ネブラスカ州オマハ生まれで、2006年に逝去したアメリカの政治家です。ミシガン大学でフットボール選手としても活躍し、後にイェール大学ロースクールを修了しました。
1949年から連邦下院議員を務め、1965年から1973年まで共和党下院院内総務を歴任しました。1973年、スピロ・アグニュー副大統領の辞任を受けてリチャード・ニクソン大統領に指名され、上下院の承認を経て副大統領に就任しました。
1974年8月、ウォーターゲート事件の責任を取ってニクソン大統領が辞任したことにより、フォードは副大統領から自動的に大統領に昇格しました。これはアメリカ史上、一度も大統領・副大統領の選挙を経ずに大統領となった唯一の事例です。
就任直後、フォードはニクソン元大統領に対して全面的な恩赦を与えたことで激しい批判を受け、支持率が急落しました。在任中はベトナム戦争終結(1975年4月)やデタント政策の継続など、難しい局面を担いました。1976年の大統領選挙では民主党のジミー・カーターに僅差で敗れ、1期で退任しました。
使い方・例文
「フォード大統領はニクソンへの恩赦という政治的に困難な判断を下した」のように、アメリカ政治史やウォーターゲート事件の文脈で登場します。
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