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ジェラルド・ムーアとは?

じぇらるどむーあ

ジェラルド・ムーアはイギリス伝説ピアノ伴奏者で、20世紀クラシック声楽・器楽の歌曲伴奏を芸術的高みに引き上げた名手です。

ジェラルド・ムーア(Gerald Moore、1899〜1987年)は、イギリス出身のピアニストで、20世紀を代表する「伴奏者(アカンパニスト)」として芸術音楽史に名を刻んでいます。伴奏という分野をひとつの独立した芸術として確立した先駆者であり、彼の活動はピアノ伴奏のあり方を根本から変えました。

ムーアが共演した歌手や演奏家は錚々たる顔ぶれで、エリーザベト・シュワルツコップ、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、ジャネット・ベイカー、パブロ・カザルスなど20世紀を代表する音楽家と数多くのレコーディングを残しました。特にシューベルトやブラームスのドイツ・リート(芸術歌曲)の伴奏においてその真価を発揮し、歌手と対等な音楽的対話を可能にする深い解釈力が高く評価されました。

著書「お役に立てれば光栄です(The Unashamed Accompanist)」は伴奏法の名著として今も読み継がれており、伴奏の心得や奏法を体系的に論じた先駆的な著作です。1967年に引退リサイタルを行い、その後は後進の指導や執筆に専念。1988年に勲章を授与されるなど、イギリス音楽界への貢献が広く讃えられました。

使い方・例文

クラシック声楽の名盤を紹介する文脈で「このLPのピアノ伴奏はジェラルド・ムーアで、歌手の表現を完璧に引き立てている」と言及される機会の多い奏者です。

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