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シャルル9世 (フランス王)とは?

しゃるるきゅうせい

シャルル9世とは、16世紀フランスヴァロワ朝国王で、ユグノー戦争の最中にサン・バルテルミの虐殺が起きた治世として歴史に記憶される人物です。

シャルル9世(Charles IX、1550年〜1574年)は、フランス王国のヴァロワ朝第10代国王で、在位は1560年から1574年です。アンリ2世とカトリーヌ・ド・メディシスの子として生まれ、兄・フランソワ2世の死去を受けて10歳で即位しました。

即位当初は幼少のため、母カトリーヌ・ド・メディシスが摂政として実権を握りました。この時代のフランスはカトリックとプロテスタント(ユグノー)の宗教対立が激化しており、ユグノー戦争(1562年〜1598年)が断続的に続いていました。

シャルル9世の治世を象徴するのが、1572年8月24日に起きたサン・バルテルミの虐殺です。この事件では、ユグノーの指導者アドミラル・コリニーの暗殺計画が端緒となり、パリを皮切りにフランス各地でユグノー数千人から数万人が殺害されました。この大虐殺の背景には以下の要因があったとされています。

  • カトリーヌ・ド・メディシスの政治的謀略
  • ユグノーの台頭に対するカトリック強硬派の不満
  • スペインとの外交的圧力

シャルル9世自身は虐殺の後、深い後悔と精神的苦悩に悩まされたと伝えられています。1574年、23歳という若さで肺結核のため死去しました。その短い生涯と激動の時代は、フランス宗教戦争の悲劇を体現するものとして歴史に残っています。

使い方・例文

フランス宗教戦争(ユグノー戦争)を学ぶ際に、サン・バルテルミの虐殺が起きた時代の王として必ず取り上げられる人物です。

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