シェルドン・グラショーとは?
しぇるどんぐらしょー
シェルドン・グラショーとは、電磁気力と弱い力の統一理論(電弱統一理論)を構築し、1979年にノーベル物理学賞を受賞したアメリカの理論物理学者です。
シェルドン・リー・グラショー(Sheldon Lee Glashow、1932年〜)は、アメリカの理論物理学者で、素粒子物理学の標準模型の確立に大きく貢献した人物です。ニューヨーク市に生まれ、コーネル大学を経てハーバード大学で博士号を取得し、その後ハーバード大学などで教鞭をとりました。
グラショーの最大の業績は、電磁気力と弱い相互作用(β崩壊などを引き起こす力)を統一的に記述する理論の枠組みを提唱したことです。1961年に「GIM機構」の原型となるアイデアを発表し、アブドゥス・サラムとスティーブン・ワインバーグとともに電弱統一理論を完成させました。この理論は、異なる種類の力が実は同一の起源を持つことを示すもので、物理学の根本を揺るがす大発見でした。
3者はこの功績により、1979年のノーベル物理学賞を共同受賞しました。また、グラショーは第4のクォーク「チャームクォーク」の存在を予言したことでも知られており、のちに実験的に確認されました。
素粒子物理学の標準模型という現代物理学の基盤を築いた功労者のひとりとして、今日も高く評価されています。
使い方・例文
素粒子物理学の教科書で電弱統一理論を学ぶとき、グラショー・サラム・ワインバーグの名前が並んで登場する。
この用語をシェア
最終更新: