サラマンダーとは?
さらまんだー
サラマンダーはヨーロッパ伝説に登場する火の中を生きるとされた爬虫類型の怪物で、錬金術や神秘思想でも重要な存在です。
サラマンダー(Salamander)は、中世ヨーロッパを中心に語り継がれた伝説上の生き物です。外見はトカゲや両生類に似た爬虫類形で、炎の中でも生きることができ、むしろ火を好む存在とされていました。その体は極度に冷たく、触れると炎を消すとも言われました。
古代ギリシア・ローマの博物誌、とりわけプリニウスの『博物誌』にも記述があり、実際のサンショウウオ(イモリの仲間)が火の粉が飛ぶ薪の中から現れる様子を目撃した体験談が、伝説の形成に影響したとも考えられています。
中世の錬金術や四大元素思想では、サラマンダーは「火の精霊」として位置づけられました。パラケルスス(16世紀の錬金術師・医師)は自然界の四大精霊を体系化し、火にサラマンダー、水にウンディーネ、風にシルフ、土にノームを割り当てたことで広く知られるようになりました。
現代では、
- ゲームや小説のファンタジー世界における火属性モンスター
- 耐火・断熱素材のブランド名
- 調理器具(グリル)の名称
など様々な場面でサラマンダーの名が使われています。
使い方・例文
ファンタジーRPGや小説で「炎の精霊」「火のモンスター」として登場するほか、錬金術や西洋神秘主義を扱う書籍で四大精霊の説明にサラマンダーが必ず取り上げられます。
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