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コールドスタートとは?

こーるどすたーと

コールドスタートとは、長期間停止していたシステムやサービスが初回起動時にキャッシュや暖気が存在せず通常より時間やリソースを要する状態、またはレコメンドシステムで新規ユーザー向けデータが不足する問題のことです。

コールドスタート(Cold Start)は、IT分野において主に2つの文脈で使われる概念です。

1. システムインフラ分野でのコールドスタート
長期停止していたサーバーやサービス、あるいはサーバーレス関数(AWSのLambdaなど)が初回リクエストを受け取った際に、通常より処理時間がかかる現象を指します。原因としては、

  • インメモリキャッシュが空の状態からの立ち上げ
  • JVMやPythonインタープリタの初期化オーバーヘッド
  • サーバーレス環境でのコンテナ起動待ち
  • データベース接続プールの再確立
などがあります。特にサーバーレスアーキテクチャでは、一定時間リクエストがないと関数インスタンスが破棄されるため、次のリクエストで再びコールドスタートが発生します。

2. 推薦システム・機械学習分野でのコールドスタート
新規ユーザーや新規アイテムが登録された際に、過去の行動履歴やインタラクションデータが存在しないため適切な推薦を行えない問題を指します。たとえば動画配信サービスに新規登録したユーザーに対して、視聴履歴がないためパーソナライズされた推薦ができない状態がこれにあたります。対策としては人気コンテンツの提示、初回アンケート、コンテンツベースフィルタリングなどが採用されます。

文脈によって意味が異なるため、どちらの意味で使われているか確認することが重要です。

使い方・例文

AWSのLambda関数がしばらく呼ばれていなかった後に初めてリクエストを受けると応答が遅くなる現象や、新規会員登録後のECサイトでおすすめ商品がまだパーソナライズされていない状態がコールドスタートの典型例です。

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