グデーリアンとは?
ぐでーりあん
グデーリアンとは、第二次世界大戦期のドイツ陸軍将軍で、電撃戦(ブリッツクリーク)の理論と実践においてヨーロッパ戦線を席巻した「装甲部隊の父」とも称される軍事指揮官です。
ハインツ・グデーリアン(Heinz Guderian, 1888〜1954)は、ドイツ陸軍の将軍(上級大将)であり、第二次世界大戦における機甲戦(装甲部隊を用いた高速機動戦)の理論を確立・実践した軍事的天才として歴史に名を刻んでいます。
第一次世界大戦後、グデーリアンは当時まだ萌芽的だった戦車戦術の研究に専念しました。1937年に著した『電撃戦(Achtung Panzer!)』は、戦車・歩兵・砲兵・航空兵力を統合した高速突破戦術の理論書として世界的に注目されました。
主要な戦歴と功績は以下のとおりです。
- 1939年:ポーランド侵攻で第19軍団を率いて快速進撃
- 1940年:フランス侵攻でアルデンヌを突破、英仏連合軍をダンケルクに追い詰める
- 1941年:バルバロッサ作戦でソ連領深くへ電撃的に前進
1941年末にヒトラーと対立して一時解任されますが、1944年には陸軍参謀総長に復帰します。戦後は連合国に投降し、回顧録『電撃戦』を著しました。その戦術思想は現代の機甲戦ドクトリンにも影響を与え続けており、軍事史・戦略研究において必ず参照される人物です。
使い方・例文
第二次世界大戦の戦史を学ぶ際、フランス陥落の電撃的な速さを理解するためにグデーリアン率いる装甲師団の動向は欠かせない分析対象となります。
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