キャリアアグリゲーションとは?
きゃりああぐりげーしょん
キャリアアグリゲーションとは、複数の周波数帯を同時に束ねて使用することで、モバイル通信の高速化・大容量化を実現する技術です。
キャリアアグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)は、LTE-Advanced(4G)から導入された無線通信技術で、異なる周波数帯の複数のコンポーネントキャリア(CC)を同時に束ねて使用することで、通信速度と容量を向上させます。5Gでもさらに発展した形で採用されています。
通常、モバイル通信では1つの周波数帯を使って送受信しますが、CAでは複数の帯域を並列利用することで、理論上は帯域数に比例した速度向上が得られます。例えば、2つの帯域を束ねれば2倍、3つなら3倍の速度が期待できます。
キャリアアグリゲーションの主な種類は次のとおりです。
- 同一バンド内CA(Intra-band contiguous):連続した周波数を束ねる
- 同一バンド内非連続CA(Intra-band non-contiguous):同じバンドの離れた周波数を束ねる
- 異バンド間CA(Inter-band):異なる周波数帯を組み合わせる
日本の主要キャリアでは3〜5波のCAを実用化しており、混雑したエリアでも安定した高速通信を実現しています。ただし、端末がCAに対応している必要があり、対応する周波数の組み合わせはキャリアと端末の仕様によって異なります。5Gでは100MHz以上の広帯域を活用しつつ、さらに多くのCCを束ねる拡張も進んでいます。
使い方・例文
スマートフォンのスペック表に「4CA対応」と記載されている場合、4つの周波数帯を同時使用して高速通信が可能な機種であることを意味します。
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