キアシドクガとは?
きあしどくが
キアシドクガとは、日本に分布するドクガ科のガで、真っ白な翅と黄色い脚が特徴で、名前に「ドクガ」とありますが毒針毛をもたない無害な種です。
キアシドクガ(学名:Leucoma candidum)は、チョウ目ドクガ科に属する蛾です。日本では本州・四国・九州に分布し、低山地から山地の落葉広葉樹林を中心に生息しています。
成虫は全体に白い翅をもち、脚が黄色い(黄い脚)ことが「キアシ」という名前の由来です。翅を広げると4〜5センチメートル程度で、日中も活発に飛ぶ珍しいタイプの蛾です。
名前に「ドクガ」と入っているため有毒と思われがちですが、キアシドクガは毒針毛をもたず、人体に直接的な害はありません。ただし幼虫の食草であるミズキの葉を大量に食べることから、大発生した年には樹木の葉がほとんど食い尽くされることがあります。
成虫の発生は春から初夏にかけてで、群れをなして飛ぶ姿が見られます。大発生の年には山全体が白い蛾に覆われるように見えることもあり、地域によってはニュースになるほどの規模になることもあります。
幼虫はミズキ・ヤマボウシなどミズキ科の植物を食草とし、集団で葉を食害するため林業上の害虫として扱われる場合もあります。
使い方・例文
春に山道を歩いていると、白い蛾が群れをなして乱舞している光景に出会うことがありますが、それがキアシドクガの大発生で、名前と異なり刺されても無害です。
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