ガブリエラ・ミストラルとは?
がぶりえらみすとらる
ガブリエラ・ミストラルは、チリ出身の詩人・外交官で、1945年にラテンアメリカ出身者として初めてノーベル文学賞を受賞しました。
ガブリエラ・ミストラル(Gabriela Mistral、1889〜1957)は、チリ出身の詩人・教育者・外交官です。本名はルシーラ・デ・マリア・デル・ペルペトゥオ・ソコロ・ゴドーイ・アルカヤガといい、「ガブリエラ・ミストラル」はペンネームです。1945年、ラテンアメリカ出身者として初めてノーベル文学賞を受賞し、その名は南米文学の象徴として広く知られています。
ミストラルの詩は、愛・悲しみ・母性・自然・子どもへの慈愛を深く掘り下げたものとして評価されています。特に若くして失った恋人への悲嘆を綴った詩集『荒廃』(Desolación、1922年)は代表作として名高く、スペイン語圏の詩の中でも傑出した作品とされます。
教育への情熱も彼女の大きな側面であり、チリの農村部で教師として働いた経験が詩の根底にある人間への眼差しを形成しました。後に外交官としてブラジル・スペイン・アメリカなど各国に赴任し、国際的な文化交流にも貢献しました。
チリでは国民的な詩人・文化的英雄として尊敬されており、現地の紙幣にも肖像が使われるなど、その功績は現在も広く称えられています。
使い方・例文
ラテンアメリカ文学史やノーベル文学賞の歴史を学ぶ際に、「南米初のノーベル賞作家」としてミストラルの名が必ず登場します。
この用語をシェア
最終更新: