カール・フォン・クラウゼヴィッツとは?
かーるふぉんくらうぜゔぃっつ
カール・フォン・クラウゼヴィッツとは、『戦争論』を著したプロイセンの軍人・軍事思想家で、近代戦略論の父と呼ばれます。
カール・フォン・クラウゼヴィッツ(1780年〜1831年)は、プロイセン王国の陸軍将軍であり、軍事思想家として後世に絶大な影響を与えた人物です。その主著『戦争論(Vom Kriege)』は、近代の戦略論・軍事理論の基礎文献とされています。
ナポレオン戦争に参加し、イエナの戦いでのプロイセン軍の壊滅的敗北を経験。これがのちの軍事思想形成に深く影響しました。その後、軍事改革に携わり、ベルリン陸軍大学校(クリークスアカデミー)の校長を務めます。生前に『戦争論』を完成させることなく1831年のコレラ禍で没し、遺稿は没後に妻が出版しました。
クラウゼヴィッツの中心的な思想は以下の点に集約されます。
- 「戦争は他の手段による政治の継続である」という有名な命題
- 戦争の本質を「暴力の相互作用」と捉え、絶対戦争と現実の限定戦争を区別
- 「摩擦(フリクション)」の概念:計画通りに戦争は進まないという認識
- 「重心(シュヴェアプンクト)」:敵の主力や戦争意志の核心を打撃する重要性
使い方・例文
「クラウゼヴィッツは戦争を政治の延長と定義した」という形で、政治学・軍事史・国際関係論の講義や文献で頻繁に引用されます。
この用語をシェア
最終更新: