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カリダーサとは?

かりだーさ

カリダーサは古代インドを代表するサンスクリット詩人・劇作家で、その作品は今日もインド文学の最高峰とされています。

カリダーサ(Kālidāsa)は、古代インドのサンスクリット文学を代表する詩人・劇作家であり、インド版「シェイクスピア」とも称される存在です。活躍した時代については諸説あり、グプタ朝時代(4〜5世紀ごろ)に活躍したとする説が有力ですが、確定はされていません。

カリダーサの作品は詩劇・叙事詩・抒情詩の三分野にわたります。主な作品は以下のとおりです。

  • 「シャクンタラー(Abhijñānaśākuntalam)」— 最も有名な戯曲で、国王ドゥシュヤンタと林の乙女シャクンタラーの恋愛と別離・再会を描く
  • 「メーガドゥータ(Meghadūta)」— 雲を使者に見立てて愛する人への思いを伝えるという詩的発想が斬新な抒情詩
  • 「ラグヴァンシャ(Raghuvaṃśa)」— ラーマ王の祖先たちの系譜を描く叙事詩
特に「シャクンタラー」は18世紀末にドイツ語訳されてヨーロッパに紹介され、ゲーテをはじめ多くの文人を驚嘆させました。自然の描写の美しさ、人間感情の繊細な表現、詩的イメージの豊かさは、サンスクリット文学の到達点とされています。

カリダーサの作品はインドの古典演劇(サンスクリット劇)の様式を確立するとともに、ヒンドゥー神話や叙事詩の世界観を文学的に昇華した点でも高く評価されています。

使い方・例文

インド古典文学や比較文学の講義では、カリダーサの「シャクンタラー」が東洋文学の最高傑作のひとつとして紹介されることが多いです。

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