カラー・グレーディングとは?
からーぐれーでぃんぐ
カラー・グレーディングとは、映像の色調・明暗・コントラストを意図的に調整し、作品の雰囲気やビジュアルスタイルを完成させるポストプロダクション工程です。
カラー・グレーディング(Color Grading)は、映画・テレビ・動画などの映像作品において、撮影された映像の色彩・輝度・コントラスト・色相を専用ソフトウェアで細かく調整する作業です。ポストプロダクション(撮影後の編集工程)の重要な一部であり、映像の「見た目の仕上げ」を担います。
カラー・グレーディングは大きく2段階に分けられます。
- カラー・コレクション: 各カットの色バランスや露出を均一に整え、撮影条件のばらつきを補正する基礎作業
- グレーディング(仕上げ): 作品全体のトーンや色彩スタイルを意図的に作り上げるクリエイティブ作業
プロの現場ではDaVinci Resolve(ブラックマジックデザイン社)が業界標準として広く使われており、Adobe Premiere ProやFinal Cut Proでも同様の作業が可能です。調整に使われる主なツールには、カラーホイール・カーブ・LUT(ルックアップテーブル)などがあります。
カラー・グレーディングは作品の印象を大きく左右します。たとえば青みを強めると緊張感や冷たさを、オレンジ系を強調するとノスタルジックな温かみを演出できます。ホラー映画の緑がかった暗さ、青春映画の明るい色調など、ジャンルごとに確立したスタイルが存在します。現代ではスマートフォン向け動画やYouTubeコンテンツでも活用が広がっており、映像クリエイターにとって必須のスキルのひとつとなっています。
使い方・例文
映画やMVの撮影後に「全体的に青みを強くして緊張感を出す」「肌色を暖かくする」といった色調整を行う作業がカラー・グレーディングです。
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