カイロ城塞(サラーフッディーン城塞)とは?
かいろじょうさい
カイロ城塞とは、エジプトのカイロ東部の丘に位置する中世イスラム時代の巨大な城塞で、アイユーブ朝のサラーフッディーンが築いた歴史的要塞です。
カイロ城塞(サラーフッディーン城塞、アラビア語:قلعة صلاح الدين)は、エジプト・カイロのムカッタム丘に位置するイスラム時代の城塞建築です。12世紀後半、十字軍に対抗するためにアイユーブ朝の創始者サラーフッディーン(サラディン)によって建設が始められ、その後の王朝でも増改築が続けられました。
城塞内にはさまざまな時代の建造物が混在しており、特に19世紀にムハンマド・アリーが建設したムハンマド・アリー・モスク(アラバスター・モスク)は、オスマン様式の巨大なドームと尖塔が印象的で、カイロのスカイラインを象徴する建物の一つです。
歴史的に城塞はエジプトの政治・軍事の中枢として機能し、アイユーブ朝・マムルーク朝・オスマン帝国・近代エジプトと、約700年以上にわたって権力の拠点であり続けました。
現在は複数の博物館と宗教施設が集まる観光複合地区として公開されています。主な見どころとしては以下が挙げられます。
- ムハンマド・アリー・モスク
- 国立軍事博物館
- 警察博物館
世界遺産「カイロ歴史地区」の構成要素の一部として登録されており、エジプトを代表する歴史遺産です。
使い方・例文
カイロ観光の定番コースであるカイロ城塞では、丘の上からギザのピラミッドまで見渡せる展望を楽しみながら、ムハンマド・アリー・モスクの内部を見学するのが一般的です。
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