エドマンド・バークとは?
えどまんどばーく
エドマンド・バークはアイルランド生まれのイギリスの政治家・思想家で、フランス革命を批判した「保守主義の父」として知られる人物です。
エドマンド・バーク(Edmund Burke、1729〜1797年)は、アイルランドのダブリン生まれの政治家・哲学者です。イギリス議会のホイッグ党議員として活躍する一方、政治哲学の分野でも重要な著作を残し、特にフランス革命批判と保守主義の理論的基礎を確立したことで「保守主義の父」と称されています。
1790年に発表した「フランス革命の省察(Reflections on the Revolution in France)」は、革命が勃発した直後にその急進性と伝統の破壊を鋭く批判した書物で、トマス・ペインの「人間の権利」がその反論として書かれるなど、当時の政治論争の中心に位置した著作です。バークは、社会は過去・現在・未来の世代が結ぶ契約であり、急激な変革は積み重ねられた知恵を破壊すると主張しました。
- アメリカ植民地の自治・自由を擁護し、独立前の課税問題でアメリカ側に同情的な立場をとった
- インド総督ヘイスティングスの弾劾を主導し、帝国支配の正義を問うた
- 「フランス革命の省察」(1790年)で革命的急進主義を批判
- 崇高・美の概念を論じた「崇高と美の観念の起源」(1757年)も著名
バークの思想は現代保守主義の源流とされ、漸進的な改革と歴史・伝統の尊重を重視する政治哲学の礎として、右派・左派を問わず影響を与え続けています。
使い方・例文
政治哲学の講義や保守主義・リベラリズムを比較する書籍で、保守思想の古典的論者としてバークの名と「フランス革命の省察」が必ずといっていいほど登場します。
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