インディラ・ガンジー運河とは?
いんでぃらがんじーうんが
インディラ・ガンジー運河は、インド北西部ラジャスタン州のタール砂漠を潤す世界最長級の灌漑用運河で、農業と地域開発に大きく貢献しています。
インディラ・ガンジー運河(旧称: ラジャスタン運河)は、インド北西部ラジャスタン州を縦断する大規模な灌漑水路です。ヒマラヤ山脈を源とするベアス川とサトレジ川の合流点付近にあるハリケ・バラージュ堰から取水し、南西方向に約650キロメートルにわたって延びています。支線を含めた総延長は9,000キロメートルを超えるともいわれ、世界最長規模の灌漑システムのひとつに数えられます。
建設は1958年に着工し、段階的に延伸が進められました。1984年にインディラ・ガンジー首相の暗殺後、彼女の功績を称えて現在の名称に改称されました。
この運河の整備により、タール砂漠の乾燥地帯に農業用水が供給されるようになり、以下のような変化がもたらされました。
- 小麦・綿花・油糧作物などの農業生産が大幅に拡大
- 砂漠地帯での人口定住が促進
- 周辺地域の生活水準や経済基盤の向上
一方で、過剰な水供給による地下水位の上昇や土壌の塩類化が問題となる地区も生じており、持続可能な水管理の課題も指摘されています。
使い方・例文
地理・農業・インド史の文脈で「インディラ・ガンジー運河の整備によってラジャスタン州の砂漠地帯に農地が広がった」という形で登場します。
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