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インスリン製剤とは?

いんすりんせいざい

糖尿病の治療に用いられるインスリンを主成分とした医薬品で、血糖値を下げる効果を持ちます。

インスリン製剤とは、膵臓のβ細胞が分泌するホルモン「インスリン」を医薬品として製造したもので、主に1型糖尿病および進行した2型糖尿病の治療に使用されます。インスリンは細胞へのグルコース取り込みを促進し、血糖値を正常範囲に保つ働きを担っています。

現代のインスリン製剤はほぼすべてDNA組換え技術を用いてヒトインスリンと同一の構造で製造されており、かつて使われていた豚・牛由来のインスリンはほとんど置き換えられています。また、アミノ酸配列を改変した「インスリンアナログ製剤」も開発され、作用時間の調整が可能になっています。

作用時間による主な分類は以下の通りです。

  • 超速効型:食事直前または直後に注射し、短時間で効果が現れる
  • 速効型:食前30分に注射する従来型
  • 中間型:作用がゆっくり始まり長時間持続する
  • 持効型溶解:24時間以上にわたって基礎的なインスリンを補う
  • 混合型:速効型と中間型などを組み合わせたもの

投与方法は主に皮下注射で、注射ペン型デバイスや持続皮下インスリン注入(インスリンポンプ)が普及しています。低血糖が最も重大な副作用であるため、投与量の管理・食事・運動とのバランスを適切に保つことが治療の核心となります。

使い方・例文

1型糖尿病の患者は、食前に超速効型インスリン製剤を注射し、就寝前に持効型製剤を打つことで、一日を通じた血糖値のコントロールを図ります。

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