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アン・オブ・クレーヴズとは?

あんおぶくれーゔず

アン・オブ・クレーヴズとは、イングランドヘンリー8世の4番目の王妃で、政略結婚後わずか半年で離婚し「フランドルの牝馬」と呼ばれた女性です。

アン・オブ・クレーヴズ(Anne of Cleves、1515〜1557年)は、ドイツ・クレーフェ公国(現在のドイツ北西部)出身の貴族女性で、1540年にイングランドヘンリー8世の4番目の王妃となりました。

この婚姻は、宮廷画家ハンス・ホルバインが描いた肖像画を気に入ったヘンリーが申し込んだ政略結婚でした。しかし実際に対面したヘンリーはアンの外見に大きく失望し、「フランドルの牝馬」と侮辱的な言葉を漏らしたと伝えられています。ホルバインの肖像画が実像よりも美化されていたとも言われています。

結婚生活はわずか約半年で、婚姻は「未consummate(性的関係なし)」を理由に無効とされました。アンは離婚に比較的あっさりと同意し、その見返りとしてリッチモンド宮殿など複数の邸宅と年金を与えられ「陛下の愛しき妹」として丁重に扱われました。

離婚後のアンは、ヘンリー8世の6人の王妃の中で最も長命で、メアリー1世の戴冠式にも出席しました。彼女の穏やかな対応は、激しい運命をたどった他の王妃たちとは対照的で、「最も賢い王妃」と評されることもあります。

使い方・例文

ヘンリー8世の「6人の王妃」を語る際に必ず登場する人物で、「離婚・斬首・死去・離婚・斬首・生存」という6人の結末の「4番目の離婚」がアン・オブ・クレーヴズにあたります。

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