アンコンシャスバイアスとは?
あんこんしゃすばいあす
アンコンシャスバイアスとは、本人も気づかないうちに持っている先入観や偏見のことで、職場の評価や人間関係に無意識の影響を与えます。
アンコンシャスバイアス(Unconscious Bias)は「無意識の偏見」とも訳され、自分では自覚していないにもかかわらず、物事の判断や行動に影響を与える先入観・思い込みのことです。性別・年齢・出身地・外見・学歴などに基づいて特定の集団に対して持つ固定的なイメージが典型例として挙げられます。
アンコンシャスバイアスが生まれる背景には、人間の脳が膨大な情報を処理する際に用いるショートカット思考(ヒューリスティクス)があります。経験や文化・社会的規範から形成されたパターンを無意識に当てはめることで判断を素早く行う一方、そのプロセスが偏りを生み出します。
代表的な種類として以下が挙げられます。
- アフィニティバイアス:自分と似た属性の人を好ましく評価する
- 確証バイアス:自分の先入観に合う情報だけを集めてしまう
- ハロー効果:一つの優れた特徴が全体の評価を引き上げてしまう
- 性別ステレオタイプ:「リーダーは男性的であるべき」などの固定観念
職場においては、採用・昇進・評価のプロセスでアンコンシャスバイアスが機能し、ダイバーシティの実現を妨げる要因となります。対策として、採用基準の明文化・構造化面接・多様な評価者の関与・バイアス研修などが有効とされています。DEI(多様性・公平性・包括性)推進の文脈で近年特に注目されているテーマです。
使い方・例文
面接で「リーダーシップがありそう」と感じた候補者が自分と同じ出身大学だったとき、知らず知らず高く評価してしまう――これがアンコンシャスバイアスの典型例です。
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