アレハンドロ・アラヴェナとは?
あれはんどろあらゔぇな
アレハンドロ・アラヴェナはチリの建築家で、半分だけ完成させた住宅を住民が自力で増築できる「ハーフ・ハウス」手法と社会課題への真摯な取り組みにより、2016年にプリツカー賞を受賞しました。
アレハンドロ・アラヴェナ(Alejandro Aravena、1967年生まれ)はチリ・サンティアゴ出身の建築家で、建築事務所「エレメンタル(Elemental)」の共同創設者です。エレメンタルは低所得層向け住宅の設計・都市政策提言を専門とするいわゆる「ソーシャルアーキテクチャー」の先端事例として世界的な注目を集めています。
アラヴェナが考案した「インクリメンタル・ハウジング(半分の良い家)」は、限られた公的補助金で「今すぐ必要な半分」だけを高品質に建設し、将来住民が自力でもう半分を増築できるよう構造・設備を設計する手法です。チリ北部の鉱山都市イキケの集合住宅プロジェクト「キンタ・モンロイ」(2004年竣工)で初めて実践され、その後世界中の都市住宅政策に影響を与えました。
主な特徴と実績は以下の通りです。
- 住民参加型のデザインプロセスを重視
- 2010年チリ大地震後の復興住宅計画を指揮
- 国連ハビタット諮問委員・チリ政府住宅政策アドバイザーを歴任
- 2016年ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展のキュレーター
2016年のプリツカー賞選考委員会は「建築が社会変革の触媒となり得ることを示した」と評価しており、建築の公共的使命を体現する人物として広く知られています。
使い方・例文
「アラヴェナの設計したハーフ・ハウスは、入居後5年以内に住民の大半が自力で増築を完成させ、資産価値も向上した」という形で、住宅政策や社会建築の議論で引用されます。
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