本文へスキップ

アマーテラス(天岩戸)とは?

あまのいわと

天岩戸(あまのいわと)とは、日本神話でアマテラス(天照大御神)が弟スサノオの乱暴に怒り岩屋に隠れた事件で、太陽神の不在により世界が暗闇に包まれた神話です。

天岩戸(あまのいわと)の神話は、『古事記』および『日本書紀』に記された日本神話の中でも最も有名なエピソードのひとつです。太陽神・アマテラス(天照大御神)が岩の洞窟(岩戸)に引きこもり、世界から光が失われる危機を、八百万の神々の知恵と工夫で乗り越えるという物語です。

物語の流れは以下のとおりです。

  • 嵐と海を司る弟神・スサノオ(素戔嗚尊)が高天原(神々の国)で乱暴を働き、アマテラスの田を荒らすなどの狼藉を繰り返した
  • 恐れと怒りを覚えたアマテラスは天岩戸に閉じこもり、太陽が隠れて世界は暗闇と化した
  • 悪霊・禍事が次々と起こる事態を収めようと、天津神・国津神が岩戸の前に集まった
  • アメノウズメ(天宇受売命)が岩戸の前で半裸になり神がかりの踊りを舞い、神々が大笑いした
  • 騒ぎを不思議に思ったアマテラスが岩戸を少し開いたところを、アメノタヂカラオ(天手力男神)が力ずくで開き、アマテラスを引き出した

この神話はいくつかの重要な意味を持っています。まず農耕社会にとって太陽の復帰は生命・豊穣の回復を意味します。また、アメノウズメの踊りは神楽(かぐら)の起源とされ、日本の芸能文化の原点として語られます。さらにアマテラスは皇室の祖神(天照大神)として伊勢神宮に祀られており、この物語は皇統の正統性とも結びついています。

使い方・例文

「神楽の公演でしばしば再現される天岩戸のシーンでは、アメノウズメが踊り神々が笑い転げるユーモラスな場面が観客を引きつけます。」

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

同じ読みのことば

「あまのいわと」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

関連用語